丸腰(読み)マルゴシ

精選版 日本国語大辞典 「丸腰」の意味・読み・例文・類語

まる‐ごし【丸腰】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 武士などが、腰に刀を差さないでいること。無刀であること。無腰。
    1. [初出の実例]「まるこしではいかれぬほどにかえりによってださうと思てさきへ行たぞ」(出典:玉塵抄(1563)一七)
  3. 武器を持っていないこと。軍備が全くないこと。
    1. [初出の実例]「銃も剣も彼らは持ってゐなかった。丸腰で、苦力のやうに荷物だけを側に置いてゐた」(出典:帰郷(1948)〈大仏次郎〉異邦人)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む