デジタル大辞泉 「丸腰」の意味・読み・例文・類語 まる‐ごし【丸腰】 武士などが腰に刀を差していないこと。無刀でいること。転じて、武器を全く持たないこと。むごし。「丸腰で相手に立ち向かう」[類語]無腰・徒手空拳・徒手・空拳・素手 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「丸腰」の意味・読み・例文・類語 まる‐ごし【丸腰】 〘 名詞 〙① 武士などが、腰に刀を差さないでいること。無刀であること。無腰。[初出の実例]「まるこしではいかれぬほどにかえりによってださうと思てさきへ行たぞ」(出典:玉塵抄(1563)一七)② 武器を持っていないこと。軍備が全くないこと。[初出の実例]「銃も剣も彼らは持ってゐなかった。丸腰で、苦力のやうに荷物だけを側に置いてゐた」(出典:帰郷(1948)〈大仏次郎〉異邦人) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例