是非もない(読み)ぜひもない

精選版 日本国語大辞典 「是非もない」の意味・読み・例文・類語

ぜひ【是非】 も ない

① 是と非の区別もない。たあいもない。
謡曲隅田川(1432頃)「都より女物狂ひの下り候ふが、是非もなく面白う狂ひ候ふを見候ふよ」
御湯殿上日記‐文明一八年(1486)一二月一四日「けはのかみか物ともうち入て、御もついしいしとる、せひもなき事なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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