昼曾根村(読み)ひるそねむら

日本歴史地名大系 「昼曾根村」の解説

昼曾根村
ひるそねむら

[現在地名]浪江町昼曾根

請戸うけど(室原川)上流部の阿武隈高地中にあり、渓谷沿いに下った南東室原むろはら村。初め標葉しねは郷、元禄一〇年(一六九七)から山中さんちゆう郷に属した。明暦年間(一六五五―五八)頃に津島つしま村から分村して成立したと伝える。明暦二年の高四石余(相馬藩政史)。元禄郷帳では高三石余。家数は元禄一〇年八、延享元年(一七四四)八であったが、天明凶作以後三軒となり、文久元年(一八六一)の高一一石余、家数三(うち給人一)とある(浪江町史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

再生可能エネルギー

自然の活動によってエネルギー源が絶えず再生され、半永久的に供給され、継続して利用できるエネルギー。有限の資源である化石燃料などに代わる、新エネルギー(中小規模水力・地熱・太陽光・太陽熱・風力・雪氷熱・...

再生可能エネルギーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android