時好に投ずる(読み)ジコウニトウズル

デジタル大辞泉 「時好に投ずる」の意味・読み・例文・類語

時好じこうとう・ずる

時代好みにうまく一致して、人々にもてはやされる。「―・じた小説」

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精選版 日本国語大辞典 「時好に投ずる」の意味・読み・例文・類語

じこう【時好】 に 投(とう)ずる

  1. 時代の好みに一致して世間に歓迎される。
    1. [初出の実例]「彼の奇異譚の時好(ジコウ)に投(トウ)じてめでもてはやさるるのみにあらで」(出典小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉上)

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