日本歴史地名大系 「時曾根村」の解説 時曾根村ときぞねむら 千葉県:八日市場市時曾根村[現在地名]八日市場市時曾根飯倉(いいぐら)村の南東、高野(こうや)村の南西に位置し、南は宮川(みやがわ)村(現光町)。慶長一八年(一六一三)の知行宛行状(古文書)に村名がみえ、当村のうち七石余が旗本妻木領となっている。寛文八年(一六六八)の鷹場五郷組合帳では高三四石余が幕府領となっており、八日市場組に属した。同一〇年旗本小林氏が当村の内で知行地を与えられ(延享二年「野手村外八箇村明細帳」海保家文書)、元禄一三年(一七〇〇)頃の下総国各村級分では高四一石余で、旗本小林・妻木領の相給。延享二年(一七四五)の小林領分の前掲明細帳によれば、高六三石余で年貢は現物納であった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報