時雨心地(読み)シグレゴコチ

デジタル大辞泉 「時雨心地」の意味・読み・例文・類語

しぐれ‐ごこち【時雨心地】

時雨の降りそうな空模様
涙の出そうな気持ち。
大空は曇らざりけり神無月―は我のみぞする」〈拾遺・恋一〉

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精選版 日本国語大辞典 「時雨心地」の意味・読み・例文・類語

しぐれ‐ごこち【時雨心地】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 時雨の降り出しそうな空模様。
  3. 涙のこぼれそうな気持。
    1. [初出の実例]「おほ空は曇らざりけり神無月しぐれ心地は我のみぞする」(出典:貫之集(945頃)一)

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