晃山編年遺事(読み)こうざんへんねんいじ

日本歴史地名大系 「晃山編年遺事」の解説

晃山編年遺事
こうざんへんねんいじ

保科近悳編

成立 明治一七年

原本 日光東照宮

解説 明治一五―二〇年にかけて東照宮社務所が編纂した晃山叢書全一一巻(未刊)の第一巻に収められたもの。内容は宝暦三年日光山教城院天全編の旧記(輪王寺蔵)を基に、他の史料から日光山関係の記事増補し、注記を付したもの。増補に用いた文献には、中興開闢記など、今日見ることのできない史料が多数含まれている。

活字本日光市史」史料編上

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android