デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「普一」の解説 普一 ふいち ?-? 鎌倉-南北朝時代の声明(しょうみょう)家。真言宗南山進流。覚意の創案した五音(ごいん)博士(記譜法)をもちいて,文保(ぶんぽ)2年(1318)「魚山集」を書写する。現存する声明集では流派最古のもの。また「音曲式口伝」をあらわし,朗詠にも通じた。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by