暇潰(読み)ひまつぶし

精選版 日本国語大辞典 「暇潰」の意味・読み・例文・類語

ひま‐つぶし【暇潰】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 時間を無駄に費やすこと。特にすることもなく時日を過ごすこと。ひまづいえ。ひまついやし。
    1. [初出の実例]「兎角隙つぶしが多くて」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)前)
    2. 「誰が見たって、不都合としか思はれない事件に会議をするのは暇潰しだ」(出典:坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉)
  3. あり余る時間を適当に過ごすこと。ひまな時間を過ごす手段
    1. [初出の実例]「いっそのひまつぶしと思ひ、狂哥の千枚がきをもやうす」(出典:黄表紙・嗚呼奇々羅金鶏(1789))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む