暈渲(読み)ウンセン

デジタル大辞泉 「暈渲」の意味・読み・例文・類語

うん‐せん【××渲】

色をぼかして表すこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「暈渲」の意味・読み・例文・類語

うん‐せん【暈渲】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「暈」は太陽に雲がかかってできるかさ、「渲」は絵の技法一つで、ぼかすこと ) 「うんせんしき(暈渲式)」の略。
    1. [初出の実例]「等高線の他に暈渲(ウンセン)が施してあって」(出典:登山技術(1939)〈高須茂〉地図)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の暈渲の言及

【暈】より

…〈隈〉とも書かれる。東洋絵画の彩色技法の一つで,隈取,暈渲(うんせん)ともいう。色彩や墨を濃淡にぬりわけたり,ぼかしたりすることによって,対象の凹凸感や立体感をあらわす。…

※「暈渲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む