暑熱適応(読み)しょねつてきおう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「暑熱適応」の意味・わかりやすい解説

暑熱適応
しょねつてきおう

暑熱環境に対する適応。人間が暑熱にあうと一時的に発汗が増加し,不快感を催す。しかし,この暑熱刺激の繰返しがあると,人間は,一時的な発汗を示すことなく,また不快感を覚えることなく生活することができるようになる。さらに人類学的にみれば,暑熱の地に適応した体型は,痩身で,体幹に比して四肢は著しく長く細い。このことは体表面積の増大を意味し,体熱放散を促進する。皮下脂肪は薄く,能動汗腺数が増す。

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