…また上記の刑罰は情状によって減軽または加重されたが,そのような刑罰適用論においてはとくに判例法が発達していた。江戸時代には,商取引の隆盛や複雑な身分制度を背景に,交通,通信,教育等の未発達ないし地域的偏差を利用した詐欺が多数発生し,江戸で〈暖簾(のれん)師〉,上方で〈中差(なかざし)商人〉などと呼ばれる詐欺師的商人も横行した。文芸作品にも,北条団水(1663‐1711)の《昼夜用心記》(1707)など〈かたり〉を題材としたものがしばしば見られ,世相の一端をうかがうことができる。…
※「暖簾師」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...