デジタル大辞泉 「暗れ惑ふ」の意味・読み・例文・類語 くれ‐まど・う〔‐まどふ〕【▽暗れ惑ふ】 [動ハ四]悲しみのために心がふさいで思案に迷う。心がくらんで迷う。「―・ふ心の闇も堪へがたき片はしをだに」〈源・桐壺〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「暗れ惑ふ」の意味・読み・例文・類語 くれ‐まど・う‥まどふ【暗惑】 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 心がくらんで迷う。悲しみのために思慮・分別を失う。また、どうしてよいか分からず途方にくれる。[初出の実例]「雲井なるjにかかるあふひかも向はぬ程ぞくれまどひける」(出典:宇津保物語(970‐999頃)楼上上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例