精選版 日本国語大辞典 「暗夜に灯を失う」の意味・読み・例文・類語 あんや【暗夜】 に 灯(ともしび)=を失(うしな)う[=消(き)ゆ] これからどうしたらよいか途方に暮れる様子。頼りにしていたものを無くして困るさまのたとえ。[初出の実例]「暗夜(アンヤ)に燈(トボシビ)消(キヘ)て、五更の雨に向が如し」(出典:太平記(14C後)二一)「梅幸退座の後は、闇夜(アンヤ)に燈(トモシビ)を失ひ、鳶に油上げをさらわれし贔負(ひいき)の思ひ」(出典:滑稽本・俄じゃ俄じゃ(1780)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例