日本歴史地名大系 「曇華院前町」の解説 曇華院前町どんげいんまえちよう 京都市:中京区初音学区曇華院前町中京区東洞院通姉小路下ル町の中央を南北に東洞院(ひがしのとういん)通(旧東洞院大路)が通り、北側を東西に姉小路(あねやこうじ)通(旧姉小路)が通る。平安京の条坊では、町の東側が左京三条四坊二保四町、西側が同条三坊三保一三町東にあたる。平安中期以降は姉小路東洞院大路南にあたる。承久の乱(一二二一)の際は、京都守護伊賀光季の高辻京極の邸から出火して、姉小路東洞院にかけて数十町が焼亡している(「吾妻鏡」承久三年五月二一日条)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by