曝貝(読み)しゃれがい

精選版 日本国語大辞典 「曝貝」の意味・読み・例文・類語

しゃれ‐がい‥がひ【曝貝】

  1. 〘 名詞 〙 水に洗いさらされ、肉の落ちた貝がら。されがい。
    1. [初出の実例]「岸のしゃれ貝(カイ)の光も目にあやなく」(出典浮世草子好色二代男(1684)三)

され‐がい‥がひ【曝貝】

  1. 〘 名詞 〙 潮水風雨にさらされた貝。
    1. [初出の実例]「まさごまじりの浜づたひ、しほのされ貝、うつせ貝」(出典:浄瑠璃・日本振袖始(1718)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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