曠前空後(読み)こうぜんくうご

精選版 日本国語大辞典 「曠前空後」の意味・読み・例文・類語

こうぜん‐くうごクヮウゼン‥【曠前空後】

  1. 〘 名詞 〙 これまでにもなく、これからもないと思われるような、ひじょうに珍しいさま。空前絶後
    1. [初出の実例]「英の詩人ミルトン翁は、曠前空後(カウゼンクウゴ)英才なりしが」(出典当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙一四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「曠前空後」の解説

曠前空後

これまでにもなく、これからもないと思われるような、ひじょうに珍しい様子。

[使用例] 英の詩人ミルトン翁は、曠前空後の英才なりしが[坪内逍遙*当世書生気質|1885~86]

[類語] 空前絶後

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

USスチール買収問題

日本製鉄は2023年12月、約141億ドル(約2兆2千億円)で米鉄鋼大手USスチールを完全子会社化する計画を発表した。国内の鉄鋼市場が先細る中、先進国最大の米国市場で、高級鋼材需要を取り込み、競争力...

USスチール買収問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android