書き成す(読み)カキナス

デジタル大辞泉 「書き成す」の意味・読み・例文・類語

かき‐な・す【書き成す】

[動サ四](上の修飾語を受けて)…らしく書く。…のように書く。
「いとど中納言御手を若う―・し給へると見えて」〈栄花・浅緑〉

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精選版 日本国語大辞典 「書き成す」の意味・読み・例文・類語

かき‐な・す【書成】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 ( 状態を表わす修飾語を受けて ) …のさまに書く。…のようにわざと書く。
    1. [初出の実例]「物語などこそ、あしうかきなしつれば」(出典:枕草子(10C終)一九五)

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