書き潰す(読み)かきつぶす

精選版 日本国語大辞典 「書き潰す」の意味・読み・例文・類語

かき‐つぶ・す【書潰】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙
  2. たくさん書いて筆先をへらし、つぶす。
    1. [初出の実例]「先生、年のわかかっし時は、一掃に千兎禿ほどものをかいて、筆を、かきつふしたぞ」(出典:四河入海(17C前)九)
  3. 書画などを書いて、失敗したり、気に入らなかったりして不用にする。
    1. [初出の実例]「書きつぶした唐紙や画箋紙を巻いて擲り込んである」(出典:今年竹(1919‐27)〈里見弴〉濠沿の家)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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