書慣れる(読み)カキナレル

デジタル大辞泉 「書慣れる」の意味・読み・例文・類語

かき‐な・れる【書(き)慣れる/書き×馴れる】

[動ラ下一][文]かきな・る[ラ下二]書くのになれている。「―・れた万年筆」「―・れたテーマ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「書慣れる」の意味・読み・例文・類語

かき‐な・れる【書慣・書馴】

  1. 〘 他動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]かきな・る 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙
  2. 字を書くことに慣れる。書くことに習熟する。
    1. [初出の実例]「かきなれたる手して、口とく返り事などし侍りき」(出典:源氏物語(1001‐14頃)夕顔)
  3. ペンや筆などの筆記用具が手に馴染む。「書き慣れた万年筆」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android