書蟫(読み)しょたん

精選版 日本国語大辞典 「書蟫」の意味・読み・例文・類語

しょ‐たん【書蟫】

〘名〙 書物に巣くう紙魚(しみ)。転じて、書物を異常に愛する人。
※六如庵詩鈔‐二編(1797)四・壬子仲秋余与伴蒿蹊回郷里于江州「乃今目撃領真趣、初覚平生是書蟫」 〔徐賁‐丙午中秋過張文学宅看目詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android