曽尸茂利(読み)そしもり

精選版 日本国語大辞典 「曽尸茂利」の意味・読み・例文・類語

そしもり【曾尸茂梨・曾尸茂利】

  1. [ 一 ]日本書紀神代巻別伝で、素戔嗚尊(すさのおのみこと)高天原を追われて行ったという古代朝鮮の地名。今の大韓民国江原道春川郡牛頭山かという。
    1. [初出の実例]「素戔嗚尊、其の子五十猛神を帥ゐて、新羅の国に降到りまして、曾尸茂梨(ソシモリ)の所に居します」(出典:日本書紀(720)神代上)
  2. [ 二 ]そしまり(蘇志摩利)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android