曽根製造所

共同通信ニュース用語解説 「曽根製造所」の解説

曽根製造所

北九州市にあった旧日本陸軍の毒ガス弾製造工場。当時の建物が陸上自衛隊の敷地に残っている。「きい」と称されたびらん剤や、激しいくしゃみや嘔吐おうとを引き起こし「あか」と呼ばれたくしゃみ剤などを詰めた砲弾を製造した。窒息剤(あお)、青酸(ちゃ)を用いた兵器も作った。終戦までの生産量は累計約160万発とされる。今回の報告書によると1942年3月時点で千人近くが働いていた。主に民間人が作業に当たった。公的資料が乏しく、広島県・大久野島の毒ガス製造工場に比べ、被災した元工員らに対する国の救済が遅れたとされる。

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