デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「曾根真知子」の解説 曾根真知子 そね-まちこ 野上弥生子の小説「真知子」の主人公。中流上層階級のわかい女性で,帝大で社会学を聴講している。周囲の俗物的・偽善的環境からぬけだそうと,貧農出身の革命家関三郎に愛をもとめる。しかし親友が関の子をやどしていることを知って決別し,前から自分に求婚している考古学者河井の愛をうけいれる。小説は昭和6年鉄塔書院より刊行。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例