替鞘(読み)かえざや

精選版 日本国語大辞典 「替鞘」の意味・読み・例文・類語

かえ‐ざや かへ‥【替鞘】

〘名〙
① 取りかえのための鞘。予備の鞘。
歌舞伎・戻橋脊御摂(1813)六立「保輔落ちたるわが刀の鞘を取って『お替鞘(カヘザヤ)進上いたさう』」
② めかけ。
※雑俳・銀の月(1740)「裏町にかへ鞘もあり若隠居

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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