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最低基準 さいていきじゅん

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知恵蔵2015の解説

最低基準

社会福祉施設における設備や人員配置、運営に関する内容と基準を定めた規定。各福祉法には基準を定めることを規定した条項があり、具体的には、厚生労働省令、次官通達、通知で詳細が規定される。これに基づき厚生労働大臣都道府県知事が施設に対して報告聴取や実地監督、改善命令・勧告、事業停止命令を出すことができる。行政の認可・規制・監督の基準、経費算出の基準となっている。全国のサービス水準の最低限度を平準化する効果がある。しかし、国・自治体予算措置を含めその向上を目指す努力義務があるが、それを上回る水準は積極的には達成されていないのが現状である。個室化や生活の質(QOL:Quality of Life)が十分に確保される職員配置達成には一層の検討が求められる。例えば保育所の保育士配置基準は、0歳児3人、1〜2歳児6人、3歳児20人、4歳児上30人につき保育士1人以上である。

(中谷茂一 聖学院大学助教授 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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