共同通信ニュース用語解説 「最高裁裁判官の国民審査」の解説
最高裁裁判官の国民審査
司法権の最高機関である最高裁の裁判官が職責にふさわしいかどうか、衆院選の有権者が直接投票して審査する制度。憲法79条に基づく。任命後初の衆院選に合わせ実施され、その後、10年経過後初めて迎える衆院選で審査を再び受ける。3回目以降の審査も同様。有権者は辞めさせたい裁判官に×印を記入する。有効投票の過半数となった場合は罷免される。何も書かなければ信任したとみなされる。1949年の初回以降、罷免の事例はない。最高裁裁判官は、長官1人と判事14人の計15人で構成される。
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