精選版 日本国語大辞典 「月の前の一夜の友」の意味・読み・例文・類語 つき【月】 の 前(まえ)の一夜(いちや)の友(とも) 月の光のもとで、一晩語り明かした友。また、風雅の交わりのたとえ。「花の下(もと)の半日の客」と並べて用いられることがある。[初出の実例]「花の本の半日の客、月の前の一夜の友だにも余波(なごり)をばしたふ習なり」(出典:屋代本平家(13C前)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例