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余波 ナゴリ

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デジタル大辞泉の解説

なごり【余波】

《「なみのこり」の音変化》
波が打ち寄せたあと、渚のあちこちに残っている海水や海藻など。
「難波潟(なにはがた)潮干の―よく見てむ家なる妹が待ち問はむため」〈・九七六〉
強風の吹きやんだあとでもまだその影響が残っている波。なごろ。
「風しも吹けば、―しも立てれば」〈催馬楽・紀の国〉

なごろ【余波】

《「なごり」の音変化》「なごり(余波)2」に同じ。
「手もたゆく浦つたひしてこぐ舟は沖の―を怖づるなるべし」〈堀河百首

よ‐は【余波】

波の立つ原因が去ったあとも残っている波。「台風の―」
ある事柄が周囲のものに影響を及ぼすこと。また、その影響。とばっちり。「列車事故の―で観光客が激減する」

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大辞林 第三版の解説

なごり【余波】

〔「波残り」の転という〕
風が静まったあとに残っている波。 「台風の-のうねり」
潮が引いたあとに残っている海水。また、あとに残された海藻など。 「難波潟潮干の-飽くまでに/万葉集 533

よは【余波】

舟や台風が通り過ぎたあとなどに、その影響で立っている波。 「台風の-で海上はまだ波が高い」
ある物事の終わったあとにも、なお残る影響・気配。または間接的な影響。なごり。 「戦争の-で物価が騰貴する」

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

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