月の笠(読み)つきのかさ

精選版 日本国語大辞典「月の笠」の解説

つき【月】 の=笠(かさ)[=暈(かさ)

月の周囲に現われるぼんやりとした光の環。巻層雲が月をおおった時、月の光が雲にあたって屈折するために生ずる。降雨の前兆といわれる。月暈(げつうん)。《季・秋》
※片仮名本後撰(951‐953頃)夏「こよひかくながむるそでのつゆけきは月のかさをやあきとみつらむ〈よみ人しらず〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

緑酒

〘名〙 緑色の酒。よい酒。うまい酒の色としていう。※菅家文草(900頃)五・雨晴対月「緑酒猶催醒後盞、珠簾未レ下暁来鈎」※一高寮歌・嗚呼玉杯に花うけて(1902)〈矢野勘治〉「嗚呼玉杯に花うけて 緑酒...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android