月不見月(読み)ツキミズヅキ

精選版 日本国語大辞典 「月不見月」の意味・読み・例文・類語

つきみず‐づき【月不見月】

  1. 〘 名詞 〙 陰暦五月の異称。五月雨のため、月が雲に隠れてめったに見えないところからいう。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「十二月異名〈略〉五月雨の晴まもみえぬ空よりや月みす月といひはしめけん〈顕昭〉」(出典:蔵玉集(室町))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む