月宛(読み)つきあて

精選版 日本国語大辞典 「月宛」の意味・読み・例文・類語

つき‐あて【月宛】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 月ごとにわりあてること。また、その月が当番にあたっていること。
    1. [初出の実例]「内侍所供神物、丹波国依月宛国、雖対捍、責取領状請文、給内蔵寮」(出典玉葉和歌集‐文治二年(1186)二月四日)
  3. 中世年貢などを月賦で上納すること。
    1. [初出の実例]「御月宛事、現銭五貫文且到、残廿五貫文は割符出也」(出典:教言卿記‐応永一七年(1410)二月二一日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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