月毛村(読み)つきげむら

日本歴史地名大系 「月毛村」の解説

月毛村
つきげむら

[現在地名]君津市川俣旧月毛かわまたきゆうつきげ

川俣村南西ささ川右岸に立地。寛文五年(一六六五)の山神宮造立棟札(笹山神社蔵)に村名がみえ、地頭土屋民部とあり、久留里藩領。貞享元年(一六八四)の酒井忠挙領知目録(酒井家文書)によると上野前橋藩領。以降の領主変遷向郷むかいごう村に同じ。元禄郷帳では川俣村枝郷月毛村とあり、高二六石余、天保郷帳でも同じで、高三七石余。寛政五年(一七九三)の上総国村高帳によると家数一一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android