月燈三昧経(読み)がっとうざんまいきょう

精選版 日本国語大辞典 「月燈三昧経」の意味・読み・例文・類語

がっとうざんまいきょうグヮットウザンマイキャウ【月燈三昧経】

  1. 大乗経典一つ。一〇巻。那連提耶舎(なれんだいやしゃ)が五五七年に漢訳。月燈と名づける三昧功徳を説き、これを修することにより悟りが得られるとする。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「月燈三昧経」の意味・わかりやすい解説

月燈三昧経
がっとうざんまいきょう
Samādhirāja

仏教経典。那連提黎耶舎の訳で 10巻。仏陀と月光童子の対話形式で,一切平等観を説く。梵本が現存する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android