有水晶体眼内レンズ(読み)ユウスイショウタイガンナイレンズ

デジタル大辞泉 「有水晶体眼内レンズ」の意味・読み・例文・類語

ゆうすいしょうたい‐がんないレンズ〔イウスイシヤウタイ‐〕【有水晶体眼内レンズ】

眼球内に挿入される人工レンズ。また、それによる屈折矯正手術総称水晶体を残したまま、前房角膜虹彩の間)、または後房(虹彩と水晶体の間)に挿入する。角膜が薄い、強度の近視乱視などの理由でレーシックが不適応と判断された人でも有効な場合がある。フェーキックIOL(phakic intraocular lens)。インプランタブルコンタクトレンズ永久コンタクトレンズ。眼内コンタクトレンズ。眼内レンズ。
[補説]日本では米国スターサージカル社製の人工レンズICL(Implantable Collamer Lens、登録商標)が最初に承認されたため、この後房型の治療法をICLと呼称する場合がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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