後房(読み)コウボウ

デジタル大辞泉 「後房」の意味・読み・例文・類語

こう‐ぼう〔‐バウ〕【後房】

家の奥にあるへや。特に、婦人のへや。
眼球で、虹彩水晶体および毛様体に囲まれた部分。毛様体から分泌される房水で満たされている。後眼房。→眼房

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精選版 日本国語大辞典 「後房」の意味・読み・例文・類語

こう‐ぼう ‥バウ【後房】

〘名〙 後方の室。婦人のいるへや。〔内裏式(833)〕〔史記‐武安侯田伝〕

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普及版 字通 「後房」の読み・字形・画数・意味

【後房】こうぼう(ばう)

おくむき。後宮。〔史記、魏其武安侯伝〕宅を治むること、第(邸)に甲たり。~堂には鼓を羅(つら)ね、曲旃(きよくせん)を立て、後には伎妾、羅(らこく)を曳(ひ)き、金、亦た百を以て數ふ。侯の~奉、げて數ふべからず。

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