有綱(読み)ありつな

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「有綱」の解説

有綱 ありつな

?-? 平安時代中期の刀工
伯耆(ほうき)(鳥取県)大原の人。守綱の子といわれる。安綱系列の刀工で,天暦(てんりゃく)(947-957)ごろに活躍した。作品に愛媛県大山祇(おおやまつみ)神社所蔵の太刀(たち)がある。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android