有馬籠(読み)ありまかご

事典 日本の地域ブランド・名産品 「有馬籠」の解説

有馬籠[竹工]
ありまかご

近畿地方兵庫県地域ブランド
神戸市西宮市で製作されている。安土桃山時代に始まるという。伐採した竹を細かい手作業で竹ひごにし、編み組みによってつくられる。明治時代にはウィーン万博にも出品された。戦前まで隆盛を極めた。現在は、茶道・華道向けの高級籠から生活になじみ深い果物盛器まで多種多様な籠がつくられている。兵庫県伝統的工芸品

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「有馬籠」の解説

有馬籠

兵庫県神戸市などで生産される工芸品。竹ひごを編んだもの。16世紀ごろの始まりとされる。兵庫県伝統的工芸品。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android