望月初子(読み)モチヅキ ハツコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「望月初子」の解説

望月 初子
モチヅキ ハツコ


職業
長唄囃方(望月流)

専門
鳴物

肩書
長唄協会相談役

本名
浅倉 ハツ

生年月日
明治28年 11月1日

出生地
東京

経歴
歌舞伎囃子方・7代目望月太左衛門の娘に生まれ、長唄囃子方となる。14歳で父の代稽古を始め、女流鳴物連を結成して女性鳴物師の立場を確立する。東流二弦琴の作調も行う。また小鼓演奏家、長唄協会相談役としても活躍、晩年まで望月流の長老として、女流演奏家の育成にも尽力した。

受賞
紫綬褒章〔昭和43年〕,勲四等宝冠章〔昭和49年〕

没年月日
昭和63年 6月3日 (1988年)

親族
甥=望月 朴清(4代目)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「望月初子」の解説

望月 初子
モチヅキ ハツコ

明治〜昭和期の長唄囃方(望月流) 長唄協会相談役。



生年
明治28(1895)年11月1日

没年
昭和63(1988)年6月3日

出生地
東京

本名
浅倉 ハツ

主な受賞名〔年〕
紫綬褒章〔昭和43年〕,勲四等宝冠章〔昭和49年〕

経歴
歌舞伎囃子方・7代目望月太左衛門の娘に生まれ、長唄囃子方となる。14歳で父の代稽古を始め、女流鳴物連を結成して女性鳴物師の立場を確立する。東流二弦琴の作調も行う。また小鼓演奏家、長唄協会相談役としても活躍、晩年まで望月流の長老として、女流演奏家の育成にも尽力した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「望月初子」の解説

望月初子 もちづき-はつこ

1895-1988 明治-昭和時代の長唄囃子(はやし)方。
明治28年11月1日生まれ。7代望月太左衛門の娘。14歳で父の代稽古をはじめ,女流鳴物連を結成して女性鳴物師の立場を確立する。小鼓演奏家,長唄協会相談役としても活躍した。昭和63年6月3日死去。92歳。東京出身。本名は浅倉ハツ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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