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望月 もちづき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

望月
もちづき

長野県東部,佐久市西部の旧町域。蓼科山の北斜面にある。 1959年本牧 (もとまき) 町と春日村,布施村,協和村が合体して望月町が成立。 2005年佐久市,臼田町,浅科村と合体して佐久市となった。火山灰台地に立地し,平安時代は官牧の望月の牧があった。中心集落の望月は近世中山道宿場町真山 (さなやま) 家住宅 (国指定重要文化財) に当時の問屋と旅籠を兼ねた典型的な宿場建築を残す。薬用ニンジンを特産。別荘団地が開発されている。春日温泉や御泉水自然園があり,一部は八ヶ岳中信高原国定公園に属する。

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デジタル大辞泉の解説

ぼう‐げつ〔バウ‐〕【望月】

陰暦十五夜の月。満月。もちづき。

もち‐づき【望月】

陰暦十五夜の月。特に、陰暦8月の十五夜の月。満月。もちのつき。 秋》

もちづき【望月】[姓氏]

姓氏の一。
[補説]「望月」姓の人物
望月玉蟾(もちづきぎょくせん)
望月三英(もちづきさんえい)
望月信亨(もちづきしんこう)

もちづき【望月】[謡曲]

謡曲。四番目物。主君安田友治の敵の望月秋長を討とうとした小沢刑部友房が、安田の妻子に芸をさせ、みずからも獅子を舞い、すきを見て望月を殺す。

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世界大百科事典 第2版の解説

もちづき【望月】

(1)能の曲名。四番目物。現在物。作者不明。シテは小沢刑部友房(こざわのぎようぶともふさ)。信濃の国の住人安田庄司友治(やすだのしようじともはる)が殺害されたため,その妻(ツレ)と子の花若(子方)は流浪の旅に出た。近江の守山で甲屋(かぶとや)という宿屋に泊まったところ,宿の亭主が昔の家来の小沢刑部友房(シテ)であることを知り,再会を喜ぶ。そこへ偶然,主人安田庄司の敵(かたき)である望月秋長(もちづきのあきなが)(ワキ)が宿泊する。

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大辞林 第三版の解説

ぼうげつ【望月】

陰暦15日の夜の満月。もちづき。

もちづき【望月】

陰暦15日の月。満月。
特に陰暦8月15日の中秋の月。 [季] 秋。
能の曲名(別項参照)。

もちづき【望月】

長野県東部、北佐久郡にあった町。中山道の宿場として発達。現在の佐久市。

もちづき【望月】

姓氏の一。

もちづき【望月】

能の一。作者未詳。四・五番目物。小沢刑部友房が亭主をする宿屋に主君安田友治の妻子が一夜の宿を求める。偶然泊り合わせた主君の仇望月秋長に酒を勧め、獅子舞にことよせて力を合わせ討ち果たす。

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