朝名市利(読み)チョウメイシリ

デジタル大辞泉 「朝名市利」の意味・読み・例文・類語

ちょうめい‐しり〔テウメイ‐〕【朝名市利】

《「戦国策」秦策から》朝廷で名誉を争い市井利益を争うこと。物事を争うには、それにふさわしい場所で争うべきであるというたとえに用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「朝名市利」の意味・読み・例文・類語

ちょうめい‐しりテウメイ‥【朝名市利】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「戦国策‐秦策・恵文君」の「張儀曰、〈略〉臣聞、争名者於朝、争利者於市、今三川周室、天下之市朝也」による語 ) 名誉を争うのは、朝廷においてし、利得を争うのは市上においてするの意で、事物を争うには、争うのに適した場所があるということ。

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