デジタル大辞泉 「市井」の意味・読み・例文・類語 し‐せい【市井】 《古く、中国で、井戸のある所に人が多く集まり、市が立ったところから》人が多く集まり住む所。まち。ちまた。[類語]社会・世間・世よ・世の中・民間・巷間こうかん・江湖こうこ・天下・世俗・俗世・世界・世上・人中・浮き世 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「市井」の意味・読み・例文・類語 し‐せい【市井】 〘 名詞 〙 ( 昔、中国で、井戸のある所に人が集まって市が成立したところから ) 人の集まり住む所。まち。いち。ちまた。また、そこに住む人。[初出の実例]「我為二菩提一修二法施一耳、因レ茲望レ報、市井之事耳」(出典:懐風藻(751)釈道融伝)「市井の語に、婦人の出産するを、悦をするという」(出典:随筆・孔雀楼筆記(1768)一)[その他の文献]〔史記‐平準書〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「市井」の読み・字形・画数・意味 【市井】しせい まちなか。〔儀礼、士相見礼〕(致仕して)宅なる、に在りては則ち市井の臣と曰ひ、野に在りては則ち(さうばう)の臣と曰ふ。庶人には則ち刺の臣と曰ひ、他國の人には則ち外臣と曰ふ。字通「市」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報