朝戸(読み)アサト

デジタル大辞泉 「朝戸」の意味・読み・例文・類語

あさ‐と【朝戸】

朝開ける戸。
「―あくれば見ゆる霧かも」〈・三〇三四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「朝戸」の意味・読み・例文・類語

あさ‐と【朝戸】

  1. 〘 名詞 〙 朝、あける戸口。また、その戸。⇔夕戸
    1. [初出の実例]「味酒(うまさけ) 三輪の殿の 阿佐妬(アサト)にも 出でて行かな 三輪の殿戸を」(出典日本書紀(720)崇神八年四月・歌謡)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android