朝日さす(読み)あさひさす

精選版 日本国語大辞典 「朝日さす」の意味・読み・例文・類語

あさひ‐さす【朝日さす】

  1. 朝日が美しく輝くのは富裕を示すところから、「とよ(豊)」にかかる。一説に、「豊浦寺」にかかるとする。
    1. [初出の実例]「朝日刺す豊浦(とよら)の寺の西なるや、おしてや」(出典:日本霊異記(810‐824)下)

朝日さすの補助注記

万葉‐三〇四二」の「朝日指(あさひさす)春日小野に置く露の消ぬべき吾が身惜しけくもなし」などの「あさひさす」を、実景とせず、「春日(かすが)」にかかる枕詞とする説もある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む