あさひ‐さす【朝日さす】
- 枕 朝日が美しく輝くのは富裕を示すところから、「とよ(豊)」にかかる。一説に、「豊浦寺」にかかるとする。
- [初出の実例]「朝日刺す豊浦(とよら)の寺の西なるや、おしてや」(出典:日本霊異記(810‐824)下)
朝日さすの補助注記
「万葉‐三〇四二」の「朝日指(あさひさす)春日の小野に置く露の消ぬべき吾が身惜しけくもなし」などの「あさひさす」を、実景とせず、「春日(かすが)」にかかる枕詞とする説もある。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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