朝日山経塚(読み)あさひやまきようづか

日本歴史地名大系 「朝日山経塚」の解説

朝日山経塚
あさひやまきようづか

[現在地名]伊東市馬場二丁目

おか東林とうりん寺境内、朝日山の伝河津三郎祐泰(祐通)墓付近を明治四二年(一九〇九)発掘し、出土した資料一一点はすべて東京国立博物館に保管されているが、一括で発見されたらしい。甕・鉢・合子・数珠玉と鏡六枚のうち、甕には自然釉のかかった渥美窯のものなどがみられた。灰釉のかけられた碗を甕の蓋に利用していたとされている。合子は二点みられたが、一点は身のみで蓋はみられなかった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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