コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

灰釉 かいゆう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

灰釉
かいゆう

草木の灰類を媒溶剤とした釉 (うわぐすり) 。「はいぐすり」ともいう。東洋の陶磁器では最も重要視される。草木の種類によって各種の灰釉が得られるが,大別して (いす) 灰,土灰,わら灰の3系統に分類され,それぞれ淡青,淡青緑,乳白色の釉ができる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

かい‐ゆう〔クワイイウ〕【灰×釉】

はいぐすり(灰釉)

はい‐ぐすり〔はひ‐〕【灰×釉】

草木の灰を主成分とした釉(うわぐすり)。柞(いす)・欅(けやき)・松などの木質灰や、竹灰・藁灰(わらばい)などを用いる。かいゆう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

かいゆう【灰釉】

はいぐすり【灰釉】

植物の灰を溶媒ようばいに用いた釉うわぐすり。柞いす・欅けやきなどの木質灰や、藁灰わらばいなどを用いる。かいゆう。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の灰釉の言及

【釉】より

…そのため,低火度釉では800℃程度から,高火度釉では1320℃程度までの溶融温度をもつ,さまざまな組成がある。低温用には,鉛酸化物を含む鉛釉,ナトリウム酸化物を含むソーダ釉,ホウ素酸化物を含むホウ酸釉などがあり,高温用には,長石釉,石灰釉,苦土釉,重土釉,灰釉などがある。【安井 至】
【歴史】
 施釉陶を初めてつくり出したのは古代エジプト,西アジア,中国であり,他の国の製陶業はこの地域の技術を導入して施釉陶をつくりあげた。…

※「灰釉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

灰釉の関連キーワード灰釉(はいぐすり)上野釜ノ口古窯址灰釉(かいゆう)赤井陶然(初代)大知波峠廃寺跡宋胡録・寸古録猿投山古窯跡群元屋敷陶器窯跡ベトナム陶磁器飯胴甕古窯址大山焼久古窯猿投窯址群素地・白瓷会津慶山焼斎王宮跡御深井焼楢崎彰一志戸呂焼多嘴壺越州窯

今日のキーワード

硫黄山(いおうやま)

標高1317メートルの活火山で、火口は登山者に人気のある韓国(からくに)岳(1700メートル)の登山道沿いにある。硫黄の結晶が鉱山で採れたため、硫黄山と呼ばれるようになったという。直近の噴火は1768...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

灰釉の関連情報