精選版 日本国語大辞典 「朝開」の意味・読み・例文・類語 あさ‐びらき【朝開】 〘 名詞 〙 停泊していた船が朝早く出発すること。朝の船出。副詞的にも用いられる。[初出の実例]「珠洲(すす)の海に安佐妣良伎(アサビラキ)して漕ぎくれば長浜の浦に月照りにけり」(出典:万葉集(8C後)一七・四〇二九)「安佐婢良伎(アサビラキ) 吾(わ)は漕ぎ出ぬと 家に告げこそ」(出典:万葉集(8C後)二〇・四四〇八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例