朝鮮唐津(読み)チョウセンカラツ

デジタル大辞泉 「朝鮮唐津」の意味・読み・例文・類語

ちょうせん‐からつ〔テウセン‐〕【朝鮮唐津】

唐津焼の一。黒飴くろあめ色のうわぐすりと、白濁した藁灰の釉を掛けわけたもので、桃山時代から江戸初期に焼かれた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「朝鮮唐津」の意味・読み・例文・類語

ちょうせん‐からつテウセン‥【朝鮮唐津】

  1. 〘 名詞 〙 唐津焼の一種で、桃山時代から江戸初期にかけて焼かれた陶器。鉄質の黒釉と藁灰の白濁釉を器面に段変わりにかけたもの。佐賀県伊万里市の藤ノ川内窯で主に産出した。水指徳利向付が多い。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android