向こう付け(読み)ムコウヅケ

デジタル大辞泉 「向こう付け」の意味・読み・例文・類語

むこう‐づけ〔むかふ‐〕【向こう付け】

会席料理で、膳の中央より向こう側につける刺身酢の物などの料理。また、それを盛る器。
相撲で、額を相手あご、または胸につけ、相手の前まわしを引きつけた体勢

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「向こう付け」の解説

むこうづけ【向こう付け】

懐石では、最初に出す折敷(おしき)に、客から見て手前左に飯椀、右に汁椀、向こう側(奥)中央に料理を1品置くが、この料理またはこれに用いる器。料理はなますや刺身を用いることが多い。会席料理などで、刺身をいうこともある。◇「向付」と書くことも多い。「お向こう」ともいう。⇒懐石

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食器・調理器具がわかる辞典 「向こう付け」の解説

むこうづけ【向こう付け】

懐石では、最初に出す折敷(おしき)に、客から見て手前左に飯椀、右に汁椀、向こう側(奥)中央に料理を1品置くが、この料理またはこれに用いる器。料理はなますや刺身を用いることが多い。会席料理などで、刺身をいうこともある。◇「向付」と書くことも多い。「お向こう」ともいう。

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