朦朧車夫(読み)もうろうしゃふ

精選版 日本国語大辞典 「朦朧車夫」の意味・読み・例文・類語

もうろう‐しゃふ【朦朧車夫】

  1. 〘 名詞 〙 路傍をうろついて、乗車を強制したり、客にいいがかりをつけたり、不当に高い運賃をふっかけたりする人力車夫。朦朧。
    1. [初出の実例]「深川洲崎の〈略〉十三軒の飲食店は、毎夜朦朧車夫に食倒し飲み倒しに遭ひ」(出典:都新聞‐明治二九年(1896)二月四日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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